9月1日放送の「夢の扉」では疲労のメカニズムについて取り上げられて
いました。
社会問題となっている過労死など、疲れが限界に達した時に身体には様々な
症状があらわれ、現代人は疲労の塊になっています。
番組内では、大阪市立大学の渡辺恭良氏を中心としたグループの疲労研究が、
1999年から国家プロジェクトとして活動していることを紹介。同グループは、
疲労の主な原因物質とされてきた「乳酸」が、むしろ疲れを取る役割があり、
別の物質が疲労の原因であることを証明したそうです。
また、イミダペプチドという物質が疲労回復に役立つことがわかり、この
イミダペプチドは鳥の胸肉やマグロなどにも多く含まれているそうです。
その日の疲れはその日のうちに取りたいものですが、そのためには質の良い睡眠や
バランスの摂れた食事は欠かせません。また、働きすぎにはくれぐれも注意しなければ
いけません。何事も、健康な身体こそが資本です。